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もうすぐ見納め ボンネット型急行「能登」の雄姿(産経新聞)

【鉄道ファン必見】

 JR各社で残り3列車を残すのみとなった定期運行の急行列車。その中でまたひとつ、首都圏と北陸を結ぶ夜行急行「能登」が3月のダイヤ改正で廃止になる。大阪から所用で上京した帰りにあえて北陸回りの急行に乗車して、残り少ないひとときを楽しんだ。(溝上健良)

 上野から上越線回りで金沢を結ぶ能登は、懐かしいツートンカラーの国鉄色489系電車による9両編成。かつては長野回りで上野−金沢を結ぶ特急「白山」などとして運用され、碓氷峠ではEF63型電気機関車と協調運転していた。グリーン車(指定席)1両、指定席車3両、自由席車5両で、寝台車を連結していない定期夜行列車としてもJR九州の特急「ドリームにちりん」と並ぶ貴重な列車となっていた。

 しかしJR西日本によると平成20年の利用客は、昭和62年のJR発足当時と比べて2割以下に。安価なビジネスホテルや、新幹線をはじめとする昼間の列車の速達化、夜行バスとの競合などが要因だ。

 深夜の上野駅。かつては青森方面への特急「はつかり」や「ゆうづる」、秋田方面への「つばさ」、新潟方面への「とき」など昼夜を問わず特急のバリエーションは日本一と言っても過言ではなかった玄関口だったが、今は新幹線に置き換わって、上野駅発着の特急も少なくなった。

 それでも多くの鉄道ファンが、午後11時13分の能登の入線を待っている。お目当ては今時珍しいボンネットの先頭車両。日本海の荒波をあしらったヘッドマークもひときわ大きく、威風堂々とした車体だ。

 定刻の午後11時33分より数分遅れで上野駅を出発。土曜日にもかかわらず、自由席車の乗客は1車両に20人足らずで、車内はゆったりしている。大宮、熊谷、高崎で少しずつ下車する客が降り、高崎を出るころには乗客は半分ほどに。上野発が新幹線の終電より遅く、深夜の北関東への足として利用する人も多いようだ。高崎では新潟行きの臨時快速「ムーンライトえちご」を追い越す。

 高崎を発車すると「深夜帯のため、富山駅到着の10分前までは車内放送を休止します」との案内があり、車内灯も豆電球を残して落とされる。前の座席を回転させてボックス席状にして、足を伸ばしてくつろぐことにした。

 この自由さとのんびりモードこそ夜行急行のいい点…と言いたいところだが、客が多いとこうはいかないわけだから難しい。

 次の乗降できる停車駅は新潟県上越市の直江津。しかし午前4時13分に降りてどうする? そんなことを考えているうちにぐっすり眠りこんでいた。目が覚めると、長岡で列車は進行方向を変えたようで、後ろ向きに走っていた。

 まだ薄暗い金沢駅に、定刻1分遅れの午前6時半に到着。6時26分に着いているはずの寝台特急「北陸」(上野−金沢)とのツーショット写真を撮ろうと考えていたのだが、ホームに姿はなかった。

 早々と車庫に引き揚げてしまったのだろうか…とあきらめていたところ、6時50分になって北陸が到着。前夜、首都圏のダイヤが乱れ、北陸も発車が定刻より15分ほど遅れていたのだが、いつの間にか急行「能登」が追い抜いてしまっていたのだ。

 この日は特別だったとはいえ、そもそも急行の能登は特急の北陸より上野駅を30分遅れて発車するが、金沢到着は3分しか違わない。同じ区間を走りながら、特急よりも速い急行というのも珍しい。北陸はブルートレインで、長岡駅で機関車を付け替える必要があるのも要因のようだ。

 能登はダイヤ改正以降も臨時列車として運転されるが、使われる車両はボンネットタイプではない485系電車に変更予定。現在、予備も含めてJR西日本が3編成を所有しているボンネットの489系電車は、すぐに廃車とはならないものの、目にする機会は大幅に減る見通しだ。

 そして北陸も、3月のダイヤ改正で廃止される。北陸と首都圏への移動手段が減ってしまうが、これも時代の流れで仕方がないのだろうか。その北陸地方でも、各地で新幹線の高架建設工事が着々と進んでいる。

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【from Editor】少子化の本当に怖い話(産経新聞)

 街の自転車店に、自転車を引いて小学生がやって来た。しかし、一言も発しない。店主がしびれを切らして「どうした」と聞くと、一言「空気」。タイヤに空気を入れてほしいことは百も承知で、店主は言った。「空気ならどこにでも、いっぱいあるよ」

 ニュースキャスターの草野仁さんが、1月21日付の日経新聞夕刊で書いていたコラムである。会話ができない子供の急増を嘆く内容だが、今やこんな経験は、だれにでもあるだろう。私もその一人。なかでも印象深いのは約5年前、取材で訪れた大阪府茨木市内の公立中学校での見聞だ。

 山間部にあるその中学校は3階建て、7コースのプールもあるが、肝心の生徒が62人しかいない。1学年1クラス、20人前後。ピーク時には3学年で310人が学んでいたという。

 職員室に入ってくる生徒たちがやはり会話下手だった。「先生、そろった」「先生、部活」。その一言一言を校長先生自ら、言い直させていた。

 「先生、クラス全員そろったのでホームルームに来てください」

 「先生、部活が終わったので帰っていいですか」

 まるで小学生にでもするような生活指導(言語指導?)の理由を校長はこう説明した。

 「生徒が減って教員も減り、子供の社会が小さくなって、相手のことを何でも知っている関係になった。だから会話が単語で済む。しかし、それでは広い社会に出てから、例えば高校に行って困るから、きちんと言い直させているんですよ」

 単語会話の子供が増えている理由には諸説ある。草野さんは家庭教育の欠如を挙げていた。確かにそれが大きいだろう。携帯、ネット社会が生んだ、対人関係を面倒がる気風もあろう。しかしそもそもの原因は、子供を取り巻く人間関係の変化、縮小化にあるのではなかろうか。

 校長の話はさらにぞっとするものだった。「この子たちは幼稚園から中学校まで10年以上、同じクラスだから、頭の中での関係性が固定しているんですよ。勉強はあの子が一番、走るのはあの子に勝てるはずがないと。そうではない、やればできると向上心を持たせることが大変です」

 少子化は社会を縮小させるばかりでなく、その質まで変化させている。「静かな有事」は子供たちの心の中でも進行していることを見逃してはならない。(大阪編集長 安本寿久)

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桜の温暖化で「開花なし」も 開花予想、気象庁撤退でどうなる(産経新聞)

 ■「違うときは…」名所から困惑も

 気象庁が桜の開花予想の発表を取りやめたことで、民間気象事業者の独自予想に注目が集まっている。今年は全国を対象に1社が新たに参入。しかし、同じ地点でも事業者によって予想日が異なることも多く、花見の名所からは「違いをどうとらえれば…」と困惑する声も聞かれる。(草下健夫)

 ≪気温などを頼りに≫

 桜の開花は気温が鍵を握る。春先に暖かくても秋から冬にかけての冷え込みが足りないと開花が遅れる、といった現象が知られている。気象庁や民間事業者は、過去の開花日や気温の推移、予想などを独自の計算式に当てはめて開花予想を打ち出してきた。

 日本気象協会(東京都豊島区)は平成19年、予想をスタート。気温の推移に重点を置いた計算式を使うほか、気象庁の標本木や協力を得た公園などの桜の状態を加味して予想を立てている。「今年は式を改良し、開花直前の気温をさらに重視して精度を高めた」と担当者は胸を張る。

 計算式に加え、一般からの情報を生かすのがウェザーニューズ(港区)だ。公募した「桜モニター」が近所の身近な桜の木を決め、花芽の成長過程を携帯電話で撮影し、同社に送信。同社はそれらをもとに予想や見ごろ情報をまとめる。今年7年目で、「実況情報がなければ予想の精度は低い」(担当者)と自信をみせる。

 新たに参入したのはウェザーマップ(港区)。「農業関連の業務が増えており、生物と気象の関連をもっと研究しようと始めた」と担当者。気象庁の予想終了と重なったのは偶然という。独自の気温予想から約1万通りのシミュレーションをし、その平均を開花予想日とする。「開花確率」を合わせて公表し、信頼性の向上を図る。

 ≪「最新の情報を」≫

 第1回の予想は、ウェザーマップ(東北・北海道のぞく)と日本気象協会が発表済みだ。甲府3月25日、名古屋26日など同じ日の予想が11地点。一方、福岡は日本気象協会が3月19日、ウェザーマップが23日と予想。大分や佐賀でもそれぞれ20日、24日とし、4日もの開きが生じた。

 福岡では20〜22日の3連休を挟むだけに、県内有数の見どころ、県営西公園(福岡市中央区)の担当者は「開花日の情報は露店出店の扱いや車両規制などに影響する。今後も予想の違いが大きいままだと、見ごろの問い合わせなどの対応に困りそう」と、ちょっと困惑気味だ。

 予想日の違いは従来も珍しくなかった。日本気象協会は「ノウハウに自信を持っているが、今後の気温によっても変化する。最新の予想を見てほしい」と説明。ウェザーマップは「気温の推移や予想をどう反映させるかで、事業者間で差が出ているのでは。今後の気象条件に不確定要素が大きいためでもありそうだ」との見解を示す。

 次回の予想発表は、日本気象協会が2月17日、ウェザーマップが15日。ウェザーニューズは15日に「開花傾向」を、3月1日に第1回開花予想をそれぞれ予定している。

 ■温暖化で「開花なし」の恐れ

 100年後には花見が消滅か−。こんなショッキングな試算をウェザーニューズがまとめた。昨年5月、過去6年間の観測データや「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の気温予想をもとに、3パターンの気温変化シナリオで桜の開花を予想した。その結果、化石燃料を重視して日本の平均気温が4〜7度上昇すると、100年後には太平洋側で桜が咲かない恐れがあることが分かった。八丈島で2044年、東京で2109年に咲かなくなるほか、咲く地域でも開花がかなり早くなるという。

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夫婦別姓「私も党も反対だ」と亀井金融相(読売新聞)

 国民新党代表の亀井金融相は15日の衆院予算委員会で、政府が検討中の選択的夫婦別姓を導入する民法等改正案について「私は反対だ。国民新党も反対だ」と述べた。

 「国民新党が合意しなければ閣議にかけることはできない」とも強調し、基本政策閣僚委員会などで法案の国会提出に反対する考えも示した。亀井氏は反対の理由に関し「身も心も一緒になりたいのが結婚の心情。家族の絆(きずな)を大事にしていく中で、夫婦別姓を取り上げなくてはならないのか」と語った。

 一方、民主党が公共事業予算の「個所付け」の情報を都道府県連に流していた問題で、共産党の穀田恵二氏は個所付けの公表のルール化を求めた。前原国土交通相は「今回の反省も含め整理したい」と、前向きに検討する考えを示した。

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空き巣100件繰り返す? 窃盗容疑で中国人ら逮捕 警視庁(産経新聞)

 民家からノートパソコンなどを盗んだとして、警視庁捜査3課は、窃盗の住居侵入の疑いで川崎市幸区中幸町、自称建設作業員、林華云容疑者(28)ら中国籍の男3人を再逮捕した。同課によると、林容疑者ら2人は「生活費が欲しかった」などと容疑を認め、1人は否認している。

 同課によると、林容疑者らのグループは横浜市と川崎市のマンションに拠点を置き、昨年12月から今年1月までに神奈川県内で空き巣を繰り返していたとみられる。林容疑者は「ほかにも100件くらいやった」と供述している。

 逮捕容疑は今年1月14日、横浜市旭区の会社員の男性(55)方に侵入、現金約4万6千円やノートパソコンなどを盗んだとしている。

 林容疑者らは昨年12月に同市磯子区の男性(25)方から現金約3万5千円などを盗んだとして、今年1月15日に逮捕されていた。

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シャトル 山崎直子さんの両親会見「私たちも喜びを共有」(毎日新聞)

 3月に米スペースシャトルに搭乗して国際宇宙ステーション(ISS)に向かう宇宙飛行士、山崎直子さん(39)の両親、角野(すみの)明人さん(73)と喜美江さん(67)夫妻=千葉県松戸市=が9日、東京都内で報道陣の取材に応じた。99年に宇宙飛行士候補者に選抜後、出産などを経てようやく夢がかなうだけに、喜美江さんは「本人が一番待ち望んだことだと思います。悔いのないように、仕事に励んできてほしい」と語った。

 明人さんは「シャトルが今年退役する中で、娘に飛行(の任務)が回ってくるのかと心配でした」と親心をのぞかせ、「今回、喜びを私たちも共有できました。宇宙開発に自分なりの価値ある足跡を残してほしい」と愛娘にメッセージを送った。

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